気がついたら本も漫画もアニメもゲームもほぼ受けつけなくなってしまってて。いや、いつものアゼルバイジャン農家さんのvlogや友人の漫画は読めてるからギリセーフなんですけど放っておくのはそろそろやばいと思い、連休に1日有休を足して4連休にしてひきこもってました。原因は仕事と私生活と睡眠不足……でしょうね……。
8時間は無理でも6〜7時間くらい寝て身の回りの整理整頓にのんびり着手しようと思ってたんですけど、3日間は断捨離と本棚の環境改善(防湿シート敷き&防虫対策)で一気に溶けました……しかも終わらなかった……。でも絶対に行わなければならなかったメインの本棚はとりあえず終わったのでよしとします。昔使ってた本革のバッグが状態のいいまま出てきたし。ラッキー。自前でカットした防湿シートを敷くために本棚に詰め込んでた本を一旦全て出したんですけど、なかなかの重労働だったので引っ越すまでは可能なかぎり紙の本は買わないぞ……と改めて誓ったのでした。
とりあえずソシャゲは起動できるようになったし本も写真やイラストメインなら読めるぐらいまで回復したのでよしとしたい。睡眠不足は何もかもの大敵。
コロナ渦のリバウンド?で仕事がえらいことになってるし私生活は荒れてるしでなかなか小説を書き進められてない、というか引っ越して安寧の生活を手に入れないと難しいのでは? と思いつつあるのですが、どうにか時間を作って書き進めたいですね……。
それはそうと、しれっとファッション資料まとめをNotionに作って公開してました。帽子や手袋の話とか中流階級のファッションについてはまとめきれてないので、余裕が出てきたらまた追加しておきたいです。個人的には当時のアンダーウェアの構造に衝撃を受けた(NotionのQ&Aのところね)。でも使う機会があるかというとだいぶ……限られてるとは思うし……この前提知識を知らない人に対して伝えるとなるとなかなか難しいとは思いました。昔々にふわっと聞いたことはあるように記憶してるので、西洋服飾史に触れていればどこかで遭遇してるとは思うんですけども。とはいえ下手の横好きなりに調べるの大事だなと思った。知っていれば創作で脚色するにしても安心して書けるし。
あと、登場人物紹介ページもまあまあ加筆しました。みんな小説で書ける日が来るといいな。
おりたたみ
・引っ越すと決めたのになぜ本棚の環境改善をしているのか
本棚そのものは廃棄するかもしれないのになぜ……という話なんですが、ずっと悩んでいた古書を迎えることにしたからです。19世紀末の……ハンガリーのファッション雑誌の製本を……。
お世話になってるハンガリーの古本ネットワークに良心価格で3冊(9年分)出てきていてうち1冊を購入したんですけど、さすがに100年以上前の本となるとそれ相応の保管体制を整える必要があるのでしばらく悩みました。そもそもオークションで出回ってる価格の三分の一くらいの値段だったので状態が不安ではあるし(見本写真を見る限りは一応読めそうだったし、諦めた他2冊の見本に汚れで読めない部分の写真をちゃんと載せてたので、痛みを隠さない古本屋さんからの出品なら大丈夫かな……と判断した)。無事に読める状態で届いたらご紹介しようと思います。サイズが分かり次第キハラさんから古書保存用の物品を取り寄せるつもりです。
引っ越したら(転職しないかぎりは)今みたいに書籍へお金をかけられなくなると思うので、ハンガリーから本を取り寄せるのは一旦おしまい。あとはクラーラとフランカを区切りいいところまで書くまで我慢しようと思ってます。まあまだ家も何も決まってないのですが。
決して収入がいいわけではないのですが、猫たちと暮らしていくには中古物件を購入して予算内でリフォームして住む道しか残されていないのでツテも頼りつつがんばって探してるところです。移住先によっては犬のお迎えが必要になるかもだし(田舎ならではのトラブル、猫と犬が家にいるだけで避けられるものがけっこうあるのです)。
・電子か紙で有料発行したほうが諸々の対策になるのでは
生成AIもですが、オンラインやインターネットでここ最近引き起こされる騒動が徒労に徒労というか、これもう2000年〜2010年代のような、ネット上で公開して読んでもらうオープンな手法や感覚は通じなくなりつつあるのでは……いっそ紙か電子書籍で少部数でいいから発行して値段をつけて発行したほうがなんやかんやで管理もしやすくなるし守りやすくなるし、うまくいけば読んでくれる人にはぎゅっとパッケージングして届けられるしでハッピーなのでは……と思い始めております。
え、でもそれを小説でやるの? と言われたらぐうの音も出ないんですけども。漫画ならこの手法に切り替えるのがたぶん正解なんですけど、そう、わたしは小説なんですよね。どちらかというと全年齢向けがメインの……。
たぶん今の一次創作のテキスト創作の需要って全年齢も成人向けも小説そのものというよりシナリオ的なテキストやTRPGといったものの需要が強いと思うので、そういう空気の中でジャンルとして確立されていない物語を小説として有料発行するなら真面目に戦略を考える必要が出てくる。そうしないと、いるかもしれない1人の読者さんに見つけてもらうのも厳しいわけなので。
というところまで考えて、あれ、一応読者さんの視点というものを意識してる? 意識しはじめたな? と気がついた。いや、でもこれは書き手としてはいいことのはず。読者さんの顔色を窺う必要はないけど、外側に目を向けることは悪いことじゃない。
さておき、そうだとしてもXでの宣伝は絶対にしてはいけない身の上です。オンラインの電子版発行の場合テキストが主体のsnsであるXことtwitterを使えないのは現状なかなか厳しい……というのはXを見切ったわたしでも理解はできます。なので、紙でも発行してコミティアか文フリなどのイベント頒布という、古からの王道手法を併用するのが確実なんだと思う。うーん、やはりここに戻るか。お金を貯めなきゃだなあ……本の作り方を思い出さなきゃですし……わたしの規模ならipadの縦式で文字組はなんとかなるので、あとは画像処理のできるソフトの再導入……なんだけど、今メインで使ってるipadは容量が少なくて画像処理アプリを入れるのがたぶん厳しいのでipad airかmac miniかwindowsPCの新調は必要になるかなやはり……やることがたくさんある……。
試しにT L小説の体裁を取っているクィアラブ小説の物語を新しく考えてみようかな。わたしはすごく読みたい(探し方がわからなくて見つけられてない)。いや、「クラーラとフランカ」もロマンスの文脈に切り替えようと思えばできる(元になってる短編はロマンスの文脈だし)けど、メインの二人の関係性を既存の恋愛の文脈に置くのは慎重でありたいというか……まだ悩んでる……(エデンとルユザ、ツェツィルとアンネ、コンラートとユクス辺りをメインで書くときはロマンスの文脈になるだろうなーとは思ってるけど)。なのでクラフラを無理に変えてしまうよりは新しくネタ出ししたほうがたぶん早いしわたしの精神も安定保てるかなって。ネタ出しがいっぱいできるに越したことはないですしね。
思うところは色々とあるけど、りぼんのGL特集といった取り組みのように、既存のジャンルの体裁で書いていったほうが自分みたいな人間の書く創作は生存戦略していけるのではないかと思うので、打開をがんばりたい。