ほくほく

お米と秋の果物とお菓子をたくさん頂いてほくほくしている。毎年ありがとうございますもぐもぐ。

 

・使っている文章ソフトのおはなし
小説はNola、それ以外のテキストやメモはおとなのメモ帳というスマホアプリを使って書いていることが最近は多いかなあ。PC上でtxt保存したり開きたいときは秀丸を使っていますが、これは課金したわりに使いこなせてないですね……。
でもそれはここ1~2年の話で、今みたいにスマホやタブレットが普及していなかった時期はTerapadを使っていました。諸般の事情(ウムラウト非対応)で使えなくなってNolaに出会うまではけっこうさまよってたよね。一時期PCを一切使わずにタブレットで過ごしていた時期があってちょうどその時期がさまよい期なんですが、その時期が使ったエディターアプリによって保存先がばらばらであとで整理するときちょっと大変だった。
小説の文字組は一太郎を使ってるんですが、やはりIndesignで組んだほうがいいのかなあと悩んでいるところです。そんなに使わないからサブスクするのを躊躇ってしまうのよね……悩ましい……。

・通販とかクリエイターサイトとかが必要になったらクロスフォリオもありかな~と思い始めてる。知らぬ間に小説も対応してくれるようになってたし。そんなことがあるのかもわからないずっと先の話です。

・気持ちも整理して落ち着いてきたこの頃なので同人のほうの友人に対してほぼ音信不通状態になってるこの状況をなんとかしようとは思ってるんだけど、前の住処をほぼ全て退会してしまったので連絡が取りづらくなってるのどうなのという。全く後悔していないけどもうちょっとこうさあ。ねえ?
前の日記でぼやいていたHostdonで身内への生存報告鯖を立ててもいいかなとは思うんですが、Blueskyも来年始めにATprotocolでの連合を始める予定らしくてもう少し待ってみてもいいような気がしてます。

 

気持ちの整理がてらの個人的なおはなし(消すかもしれないので折りたたみ)

わたしはマーブルゾーン(ASD/ADHD)なので人との感覚の違い等々はそのパーソナリティがもたらしているんだろうと長年考えていたしそれは間違いないんですが、自分が住んでいる地域でもパートナーシップ制度の導入検討が進められているという話を聞いたときに「相手がいるいないはさておいてパートナーシップ制度なら使ってもいいかな~。結婚してなくてよかった」とためらいなく思っている自分がいて、あ~そっかそういうことか……と腑に落ちたのでした。
同性愛者かというとそこがわからない……のでAセクかAロマなのかなあと。今の今まで気づかなかったのはマーブルゾーンあるあるの思い込みと育った環境でしょうね。自分に割り当てられた性に違和感がないのもあいまって、「恋愛ジャンルとや少女漫画・小説が大好き、BLも百合も読むし性描写のある年齢制限ものも好んで読む人間なんだから自分も興味がないわけがない」と本気で思ってたのよな……つい数年前までLGBTQ+もクィア・スタディーズも何にもわからなかったとはいえ……こうして文字に起こすとなかなかの偏見だね……恋愛ジャンルやエロジャンルを好んで読むAセクやAロマの方はね、普通にいるんだよ……。

ジェンダーに関しては自分に割り当てられた性に違和感を持ったことがないからトランスではないと思う……んですが、ASDの女性ってトランスジェンダーの気質を備えている人がいるという話も聞くので断言しないほうがいいのかもしれない。シス男性ヘテロセクシャルに生まれてなくて本当によかった(性質の悪いASD/ADHD男性になってしまっていただろうから)という気持ちは昔からずっとあってそこは今も変わらないんですが、かといって他人から「女の役割」を求められることは吐き気を催すぐらい嫌だしやろうとしても「うまくできない」んですよね……わざとらしくなるか凍りついてしまうか逃げてしまう。
クィア・スタディーズに触れるまでは過去のトラウマが原因の男性恐怖症かASDが故の融通のきかなさが災いしているのかなと思ってたんですけど、ノンバイナリー寄りのシス女性Aロマ・Aセクだったという話なのかもしれないなって。思うわけであります。でもやはり断言するにはためらいがあるので、もっと勉強したら自分のジェンダーについてあてはまるカテゴリというものがあるのかもしれないです。そもそもジェンダーって流動的なものなので、生きていくうちにまた変わっていくかもしれないしね。

フェミニズムを入り口にしてジェンダーやクィア・スタディーズについて知ろうと決めた数年前の自分がまずやったことは、どんな書籍や記事が出ているのか調べて片っ端から読んでみることだった。それは自分の凝り固まりつつあった価値観や偏見を解体していくという痛みを伴う営みでもあったので、決して楽ではないし今もその営みは続いているわけなんですが……そういう自分がアクセスできるような書籍や記事があるというのは、本当に恵まれているんだと思います。差別と闘いながらも形にしてくれた当事者さん方や有識者さん方には頭が上がらないです。

【ここから追記】Aスペクトラムという言葉があるらしい。こちらのほうがしっくりくるかなあ。

ここに書いてあったことを少し消して、文章を整えました。
今ノンバイナリー関連の本を読んでるんですけど、性・ジェンダー・セクシャルと三項目に分けて記述されていて個人的にはそのほうが整理しやすいなあと思った。海外はどうかわからないんだけど、おそらく日本語圏だと性=セクシャルで性とジェンダーの二項目で解説している人が多数なんじゃないかと思うので。