様子見していたiOSをアプデしたのですが、噂に聞いていたフォントのウェイトが太くなる現象がサイトにも出ていたことにようやく気づきました。対応が遅くなってしまいすみません~。
cssをいじれば元のフォントのままでも直せると思うんですが、テンプレートのアプデのたびに直すのは面倒というか絶対に忘れるので、応急処置でデフォルトのカスタマイズ機能を用いて明朝体に切り替えました。
……字書きのサイトらしくなりましたね? あれ、こっちのほうが合っているのでは?
オンラインだと可読性はゴシック体のほうがいい(マーブルゾーンなので……)ので、なんとなーく個人サイトはゴシック体やサンセリフを使い続けてきたんですよね……斜体も反映されるし絶対こっちのほうがいいですね……。
飽きたら戻すかもしれませんが、しばらくこれで運用してみます。
さておき、原作のセーラームーンを読み直しましたので続きにネタばれこみこみ感想とクラフラへの影響について折りたたみで置いておきます。幼少期に浴びた作品から影響を受けないはずがないんだよなあという話です。あと夜中に公開したクラフラの設定ページはセーラームーンを読了した勢いで書いてアップしたものです。名作すごい。
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セーラームーンは幼少期にアニメを全てリアルタイムで視聴していて楽しい思い出として記憶に残っているんですが、姉が買っていた漫画も読んでいたはずなのに漫画の記憶がなぜかすっぽり抜けていたのが長年気になっていたんですよね。
仕事や私生活の騒動で疲れ切っていて人間不信一歩手前まで気持ちが落ちていて心を閉ざし気味だったので、「これはいい機会……セーラームーンならきっと元気にしてくれる……!」と信じて漫画をまとめ買いして読んだんですが、いや~面白かった。すっごく面白かったです。懐かしくて旧作のアニメやクリスタル版の変身バンクを探して観てときめきに打ち震えていたり、クリスタル版のはるかさんとみちるさんのキービジュ(無限学園制服ver)があまりに眩しくて失神しかけたりしてました(?)。
幼少期の楽しい思い出のまま記憶の引き出しにしまいっぱなしだったのに「ウラネプは大正義だから(真顔)」って時折断言してたんだから何もかも吸収していく幼少期に観た作品の影響ってすごいな(※友人も同人時代からのオタ友さんも誰も否定せず固い握手を交わしてたので疑問にすら思わなかった)。リアタイで出会っていてよかったなと心から思いました。でも漫画を読み直したらせつなさんと三人でほたるちゃんの子育てしてるのがあまりに尊くて天を仰いでました。最高、さいこう……。旧作アニメはせつなさんがベイビーほたるちゃんをお父さんから引き取ってウラネプに託しはるかさんとみちるさんが育てていたように記憶しているのですがちょっと怪しいんだよな……旧作アニメも三人で育ててましたっけ……? というか同時期にあの時代でカードキャプターさくらちゃんも連載していたなかよしはすごかったんだな。リアタイで出会っていてよかったです(2回目)。後世への貢献が大きいなこの2作品。
さておき、読み直していくうちに少しずつ思い出してきたのでやっぱり読んでたのは間違いない。でも旧作アニメで思い出が9.9割を占めてたのは当時の月森さんの好みの都合かな? ところでなんだか嫌な予感がするな? と思いながら読み進めてたんですが、最後のギャラクシア編を読んだらああ~~~そうだ当時のわたしはすごくショックを受けたんだこの展開……これだな……とようやく思い出しました。アニメも大筋は同じ展開を辿ってたと思うけどまだマイルドだったというか、小さい子どもにもわかるようストーリーが噛み砕かれていた気がする(そういえばアニメ版だとうさぎちゃんが裸になってたのが記憶に残ってるけどあれ当時の地上派でも大丈夫だったんだろうか……)。漫画は今読んでもけっこう難しく感じたし、その分ストーリーは重厚でアニメで語られてないことがきっちり描かれてるから読むか読まないかと言ったら絶対読んだほうがいいけど、いかんせん幼少期の月森さんの読解力では理解しきれず「みんなしんじゃった……」のショックが勝っちゃったんだろうな。最終話でちゃんと復活してたけど1度は死んだことに変わりなく、それではショックをカバーしきれなかったのでしょう……今の月森さんは一応歳を取っているしストーリーの面白さや設定でリカバリーできますけど、それはそうとやっぱりあの展開はけっこうぐさっときてるのでうん。そりゃ封じるわ。納得してしまった。
余談なんですが、旧作アニメをかいつまんで見直していたら庵野さんの作画ターンを察知してしまってちょっと笑ってしまった。ウラネプの変身バンクってたぶん庵野さん作画だよね?(違ったらごめんなさい)。これ、ウテナを観ていたら幾原さんの気配も察知できるんだろうな~と思うけどわたしはピンドラしか履修してないからな……というかウラネプがそうなのかな……どうなんだ……? あとダークキングダムの四天王とアマゾネスカルテットの原作設定にひっくり返った。すっかり忘れてたね……?! アマゾネスカルテットはギャラクシア編で活躍してたけどダークキングダム四天王の活躍はもっと観たかったな~。エンディミオンを支えてくれよ……!
あれっなんだか思った以上に感想が長くなってしまった……とりあえずここまでで感想は締めくくりますが、確かにセーラームーンはわたしの血脈に流れているんだなあということ確認できました。読んでよかったです。今度は忘れないようにしようね。
クラフラへの影響について折りたたみ
ここからはそもそも書いてもいない小説の話であり自己完結しているのでご了承ください。こういうことは本編から書いてから話したほうがいいのはわかってるんですけど忘れるので書きます(本編ストーリーのネタばれにもならない範囲の話です)。
うーんいやこれは読む前から自覚はしていたんですけど、わたしの頭の中で動いているツェツィルとアンネのビジュアルモチーフはどう考えてもはるかさんとみちるさんだなあと……まだ本編を書いてすらいないのでどこまで影響が出てくるかなんともですが。ツェツィルは黒髪でアンネは亜麻色の茶髪設定なんですけど、髪型はまんまウラネプだなこれ……アンネは人魚形態になると髪の色と身体がエメラルドグリーン系の緑色になるし……そもそもツェツィルの声が尾形さんで再生されてる時点でうん。そうだよね。
アンネは素の性格がみちるさんとは全く違うので問題ないだろうけど、ツェツィルは中身がはるかさんと被らないように気をつけたほうがいいなと思った。ツェツィルは実在の人物をベースにしてわたしがトランスジェンダーについて学んでいく過程で生まれたキャラで、トランス男性でほぼほぼ同化できているのにそれでも時折噂伝えでやられてしまう女扱いを心から嫌っている設定なので……そこがはるかさんと決定的に異なるので大丈夫かなーとは思うけど。気をつけます。
原作はるかさんはバイジェンダー寄りのノンバイナリーでインターセックスのウーマセクシュアルかなあとわたし個人は思いましたが、武内先生の過去の発言を踏まえるとトランスマスキュリン(トランスヴェスタイト)の女性でレズビアンと捉えていいんじゃないかな。原作で明らかに体格が異なって描写されているのはウラヌスの能力のようなものがあるのかもしれないですが、あれは相手がはるかさんをどう捉えるか・どう見たいかでその瞳に映るはるかさんの姿が変わるということの証左と考えることもできると思います。
話は変わって。フランカが使える魔法で、一瞬で着替えることができる(フランカが仕立てた服にそういう仕込みができる)魔法があるんですけど、これアニメだったらフォームチェンジの描写などで表現できるからいいな~ってセーラー戦士たちの変身バンク映像を観ながら思っちゃった(それらを作りあげるまでのプロチームによるすさまじい労力を度外視して話してますすみません)。小説では媒体の都合上そういう描写はなかなか不得意なので……でもせっかく衣服をテーマの一つにした小説を書こうとしてるんだから、フォームチェンジ……はさておいて服に関する描写だけは手を抜かないようにしようと改めて思いました。ただ仮に魔法使いとしての正装へフォームチェンジがあったとして(※オフレコです)フランカはたぶん恥ずかしがってクラーラ以外には見せなそうなんだよな……ツェツィルは生粋の貴族で自信家なので、こういうのは見せつけるタイプでしょうね。アンネは人魚へのトランス時に着ているドレスも変化する設定にしてたんですけど、のりのりだと思う。【追記】もしクラフラでバトルアクションを書くことになってそれに際しフォームチェンジ描写をするとしたら、最初はあのキャラとあのキャラだろうな……と思います。これはネタバレになりそうなので一応伏せておくね。
さておき、こういう創作をこねこねできるぐらいまでは快復したので名作はすごいな……ありがとうセーラームーン。
繁忙期はクリスタル版3期のアニメを観て乗り切りたいと思います。クリスタル版の皆川さんの声のはるかさんもすっごく合っててかっこいいし、大原さんのみちるさんもすごくいい……楽しみ……! 声優さんは全体的に違和感がなくてさすがプロだ~って感動したし、3期の変身バンクだけ試しに観てみたらみんなすっごくかわいかったので楽しみです。今年もがんばって生き延びるぞ……! 今年こそ人の心を失わないよう努力しますが、失言が酷くなるので落ち着くまで浮上は控えたい……。
そういえばなぜわたしはクリスタル3期のリアタイを逃してしまったんだろう……とふと疑問に思ったんですが、放送時期を確認したら筆を折る過程の頃だったので認識する余裕すらなかったですね……無理だ……。
筆を折るまでと折っていた期間に失ったものが多くいまだに挽回できていないので、やはりあの期間は取り返しがつかなかったんだろうな。不誠実と不条理にくじけて膝をついていた時代です。でももう過ぎてしまったことだからね。今できることを積み重ねていければと思う。1年に1本書けるかどうかのスピードであっても、その燃料が不誠実と不条理に対するどうにもならない怒りなんだとしても、また小説を書けるようになったんだから。二度と失いたくない。