今後の方針について

実年齢を踏まえるとあまりに遅いのですが、一縷の望みをかけて創作表現を絵に転向することにしたので今年もここの更新はまともにできないのではないかと思います。成長できるか以前に転向が成功するかの確率が低く厳しいのはわかっています。何年か前に練習していた時期があったので全く描けないわけではないのですが、まだ自分の絵柄も獲得できておらず向き不向きもわからない段階なので……獲得……できるといいんですけども……小説以上に才がないのもわかっているし、小説で積み重ねてきたレベルに追いつけるのかも微妙だなとは思うんですけども、後述の通り、創作を続けたいならもう後がない。
詳細はおりたたみに書いています。ここをどうするかはしばらく考えますが、閉じるつもりはないので現状ママにしておきます。調子が良くなってきたら改装ぐらいはするかな。
次の更新が3年後とかになっちゃうかもしれませんが、くじけずにがんばっていきたい。

わたしはなかなかの特殊事例だと思うのですが、もし死ぬまで創作を続けたいならどうか身体を大事にしてほしい。これに尽きる。

おりたたみ

ここ何年か続いている体調不良の原因の一つとして小説ないし長い文章の執筆作業が悪さしているという事実を、長生きをしたいなら受け入れざるをえないかなと判断しました。
メンタルではないです。なくはないですが直接の要因ではありません。わたしの持つ特性(ASD/ADHD)をベースに、スマホとPCの使い過ぎによるストレートネック、去年発覚した循環器の既往が重なることで発生しているものではないかと自分では整理しています。
板タブで絵を描く環境がようやく整って落書きしたら、すごく下手だけどこうやって文章を打っているときよりもずっと楽に作業できてびっくりしました。スマホやPCで文章を打っているときに体調がおかしくなっていることに気づいていなかったんです。いや、現実を受け入れたくなくて気づかないように意識を逸らしてたんだと思いますが、落書きをしたことで気づかざるをえなくなったというか。すとんと腑に落ちたのが今ここ……というところです。

特性はいわゆる「過集中」です。どちらかというとASD由来かと思います。
この過集中の何が問題かというと、過集中を起こしているとアラームやポモドーロタイマーなどを設定してもさっぱり気づかないし、姿勢が崩れても正せないまま延々作業しているんですよね……しかもわたしは遅筆で、字数に対してかなりの時間をかけていますし。ストレートネックを発症していなかった頃は若さもあいまってごまかせてたんだと思いますが、ガラケーからスマホに切り替えてからはスマホでも小説を書くようになってしまっていて、それらの長年の積み重ねでもうごまかせなくなってしまったんだと思います。
あと、小説を書いている間のわたしは、書き切るまで小説のことが頭から離れず延々と考えてしまう傾向があります。書いている期間中、事務作業や仕事時の自分が「ポンコツ」になりがちでメンタルが大荒れになるのはこの傾向によるものです。傾向自体は若い頃から自覚していたので繁忙期に原稿作業を行わないよう調整していたんですけど、それが「過集中」の一種であることに整理が及んでいなかったんですよね……これも、自分のセクシュアルやジェンダーなどのラベルを自覚して自分自身のことを整理できるようになったから気づくことができました。おそらくゲームでもこの過集中が発生しているんだと思います。どうがんばってもゲームと原稿作業の両立ができないので。
で、お絵描きはなぜかこの過集中が発生しません。「ちょっとだけ描く」といったスタイルが取れるし、仕事への切り替えもできるし、ゲームとの同時進行もできるし、配信とか観ながらの作業もできる。ポモドーロタイマーの音に気づいて立ち上がったり休憩したりもできる(これが循環器既往の対策にとても大事)。一縷の望みを懸けることにした最たる理由です。なぜ……発生しないんでしょうね……。小説と絵では使ってる脳の部位が全然違うなーという感覚はなんとなくあるんですけど……ASDの子供の療育で絵は推奨されるらしいので、何かしらのいい作用はあるのかもしれない。漫画は描いたことがないからまだわからないです。いずれ試してみようとは思ってます。
(追記:せっかく練習してたお絵描きを中断していたのも、当時の環境で同様の症状が出ていたのが理由の一つです。先代PCが2in1タイプで当時は画面に直接描いてたんですよね。なるべく姿勢が悪くならないようにスタンドに立てかけて描いてたんですがそれでもダメでした。猫背かつ視線が下がってしまうとアウトですね……あと、確かウクライナ侵攻が始まってすごくショックを受けてた時期が重なってた気がする)
ストレートネックはほぼほぼスマホが原因です。ベースはPC生活が作ってると思いますが。長年のPC生活で姿勢が悪くなっている状態でスマホでのソシャゲ&小説の下書き執筆というダブルアタックがとどめを刺したんだと思います。
なので、仮に絵に転向してもスマホやタブレット、液タブで描くことはやめておいたほうがいいんだろうなと思っています。板タブが廃盤したら絵もアウトなので、アナログでも描けるようになってたほうがいいんだろうな……。手帳やノートにメモや日記を手書きする時間を増やすようにしてるんですけど、1時間くらい書いていても具合悪くならないからたぶんアナログもセーフなんじゃないかな……めまいが発動してなければ……謎のめまいは若い頃からずっとあった悩みなんですけど、これもよくよく考えたらPC生活による姿勢の悪さを起点にした自律神経の失調によるものだったんでしょうね。うーん。根が深い。

循環器の既往は遺伝なのでこればっかりは仕方がない(周りからは「絶対ストレスだよそれ」と言われてるけど……)。独り身なのでうっかり突然死してもすぐ気づいてもらえるようにセーフティネットはちゃんと張っておこう……諸々の手続きもしやすいように整理しておこう……あと運動しよう……と背筋が伸びました…。お酒も煙草も習慣がないので、あとできることってちゃんと寝ることと運動くらいしかない……という……。ひょっとすると二次性の場合もあるので油断はできませんが、今のところは薬が効いているのでこれ以上悪化しないように留めおきたい。

以上。打つ手がない。でも、いい機会なのでひとまずスマホ中心生活から足を洗おうかと思ってます。その分インターネット上への浮上率は減ると思うけど、今は時代が転換して何もかも共有する時代ではなくなりつつあるし。誰とも共有しないことが贅沢になるような時代が訪れるなんて思わなかったな。
あとはまあ、生成AIが関わる水面化の一騒動もちょっとあるんですけど、これはほとぼりが覚めて気持ちが落ち着いたら話したい(わたしの文章が故意に学習されていたといったトラブルではないです)。

幸いにして小説は年齢に関係なく取り組みやすい創作なので、また書けるようになる未来がおとずれるとことを祈っていようと思う。短歌ぐらいの字数ならセーフだと思うので、文章の表現力はそこでなんとか保っていければいいな。

字書きでいたかったけどね。うん。字書きでいたかった。
でも、受け入れないと前に進んでいけない。昔なら平気で打っていたこんな文章量でさえもう吐き気に襲われて嗚咽が止まらなくなっているこの身体を、これ以上無視してはいけない。
それに、転向するなら才がなくたってまじめに取り組みたい。「小説の代わり」という扱いにはしたくない、というか。ウォーターマークを描いても恥ずかしくならないようになりたいし、絵描きと名乗れるようになりたいです。クラーラとフランカを描けるようになりたいです。

本当は絵にも転向しないですっぱり引退したほうがいいんだろうけどね。でも創作を辞めたらわたしの魂が死んでしまうというか……社会とのつながりや人との関わりを、複数ラベルとの兼ね合いでほぼほぼ手放しつつある状況で、「作り手でいたい」という欲望は捨てないほうがいいと思う。人との関わりが少しずつ減っていってるのは淋しいけど、わたしの場合はその淋しさと同居していたほうがいい。若い頃の自分を苦しめた淋しさと同居できるようになったのは歳を取ったからだと思う。歳をとるのも決して悪くないなって、最近ようやく思えるようになってきた。
こんなこと言ってるけど、こんなわたしにも連絡をくれる人、関わってくれる人がいる。その人たちを悲しませたくないので、がんばって長生きしたいです。